忘れがちなマナー

知人や親戚の葬儀の際、衣類やバッグや靴など、身につける物はあらかじめ用意していたような物はいけないということを、よく耳にします。

 

それを鵜呑みにして、学生でもないのにシンプルで装飾はないけれど濃紺のワンピースで行ったことがあります。

 

この時は、周囲も急なことや夏だったこともあり、皆一応黒を着ていましたが、綿あり麻ありとなんだか白茶けた物を着た人が多かったです。

 

それでも黒でないことはやはりごまかせず、指摘されてしまい、少し恥ずかしかったです。

 

真冬のコートなども同様です。

 

薄いグレーのコートを着て行ったのですが、灰の色だからまあ良いか、との声もあり、それ以上のお咎めはありませんでしたが、黒いコートは普段着る気になれないのですが、機会あれば持ってないと困るかなとこの時は思いました。

 

大きい斎場を借りての通夜や葬儀であればそんなに目立ちませんが、自宅葬の際は庭先にたたずむ時間も多く、黒以外の格好はわりと目立ちます。

 

また、仕事の合間などに立ち寄るような参列であればあまり気にすることがないのですが、泊まりがけになるような参列をする場合、大勢の中で食事の機会がたびたびあるため、食事中、ひざの上にふと広げていた柄物のハンカチが、厳しいNG視線を浴びたこともあります。

 

急な連絡だったため、一応赤みのないブルー系を選んできたのですが、大きいベージュの花のプリント柄が入っており、今思い出すと冷や汗ものです。

 

よく会葬礼状と一緒に白いハンカチが入っていることがあるのですが、いただいた時は使わないよなあ…と言われるそういう物が無難な便利グッズでもあります。

 

最近はマナー的なこともありますが、年を重ねてくると黒一色の格好より、どこかに白をキリッと効かせた方が、正式な感じと思えるようになってきました。

 

まだそういう物は捜したりはあえてしていませんが、若いうちはつまらないなと思うようなものが、返礼品に最適だったりするわけですね。